結露に関する対策
防水機能が付いているにも関わらず、長時間の着用で靴の中に湿り気を感じたり、実際に靴下が濡れてしまったりといった経験はありませんか?実はそれ、外側から水が染み込んでいるのではなく、「結露」が原因の可能性が大。そのメカニズムと防ぐポイントをご紹介します。
◉ 結露の発生理由と原因
結露は外気と内気の温度差により、内側の湿気が気化せずに水分として溜まって起こる現象。
ウインターシューズの場合、通気性が低いと蒸れがこもりやすく、汗や体から発散する水分によって靴内部が蒸れてしまう。
◉ 結露を防ぐポイント
・着用時は定期的に靴を脱いで内部を換気する
・靴を履かない夜間などに靴の内部をしっかりと乾燥させる
・インナーブーツが取り外せるものは取り外して、しっかりと乾燥させる
・湿気を吸収する中敷きや靴下を利用する
◉ 保管方法
・使用後は中敷きを外す
・新聞紙を詰める、シューズ・ブーツ用の乾燥剤を使うなどで湿気を取る
・風通しの良い場所で陰干し / 保管する
◉ 注意点
ストーブの近くで乾かす際は、熱が強すぎるとシューズの変形・変色などが起こる可能性があるため、十分な距離を取る。
亀裂や剥がれがないかは、外観の目視確認や、水をためた桶やバケツに靴を入れることによる漏水確認で、ご自分で簡単に検査することができます。
もし購入から数回使用程度で上記の検査を行い、不具合があると思われましたらカスタマーサービスまでお問合せください。